HOME > 設備案内 > 超精密マイクロプロファイル研削盤 UPZ210Li
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リニアモータ・機上画像処理システムによる超精密金型加工の実現
左右駆動をリニアモータとすることで、真直性や位置決め精度と円弧補間精度の向上を図るとともに20mmストロークで250反転/minの高速反転が加工時間を大幅に短縮しました。
通常の鋳物に比べ質量を2倍強に高め振動吸収性を高めた高剛性鋳物を自社で開発しました。フットプリントを2.2平方メートル(間口1m×奥行2.2m)に抑えるとともに、本体質量は5700kgを誇っています。
微細成形研削の最終工程でネックになる計測の問題を解決しました。加工物を外して測定器で測定し再セッティングしたのでは精度の復元は困難。そこで機上で計測、画像処理できる機上画像処理システムを開発しました。
アランダムトイシの機上での手動角度ドレス・Rドレス作業を自動化したコンタリング専用加工機。20点ポイントコンタリングソフト(OP)はプログラム作業を簡略化しました。
トイシ軸は前後に±5°旋回できるためトイシをわずかに傾けることで垂直面の面粗さも向上できます。旋回は機械前面側のハンドルで操作でき、後ろ側に回る必要がありません。
Gコード対応コンタリング/対話式コンタリング/ポイントコンタリング/ハンドル形成R&C
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加工方式:コンタリング研削 面あらさ:Ry=0.0929μm 仕様砥石:SDC600P125 |
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加工方式:ブランジ連続切込み 材質:SKD-11相当 仕様砥石:W800J9V27 形状:溝幅0.27mm/溝深さ:0.802mm/ピッチ:0.6mm 28満 加工精度:溝幅のバラツキ:0.5μm/コーナーR:5μm 以下/ピッチ精度(累積):0.6μm |
項目 | 単位 | UPZ210Li | |
---|---|---|---|
容量 |
テーブル作業面の大きさ |
mm |
200×110 |
テーブルの移動量(左右×前後) |
mm |
200×110 |
|
テーブル上面からトイシ下面までの距離 |
mm |
230 |
|
永磁チャックの寸法(長さ×幅) |
mm |
200×110×40 |
|
チャック上の積載質量 |
kg |
5 |
|
左右送り(X軸) |
送り速度 |
mm/min |
0.1〜30 |
前後送り(Z軸) |
早送り速度 |
mm/min |
1000 |
送り速度 |
mm/min |
1〜1000 |
|
最小設定単位 |
mm |
0.0001 |
|
上下送り(Y軸) |
早送り速度 |
m/min |
1000 |
送り速度 |
m/min |
1〜1000 |
|
最小設定単位 |
mm |
0.0001 |
|
トイシ |
寸法 |
mm |
外形Φ80(ダイヤモンドホイール用) |
外形Φ150(アランダムトイシ用) |
|||
回転速度 |
min-1 |
3000〜15000 |
|
モータ |
トイシ軸用 |
kw |
2.2 |
上下送り用(ACサーボモータ) |
kw |
1.4 |
|
前後送り用(ACサーボモータ) |
kw |
0.75 |
|
注水ポンプ用 |
kw |
0.25 |
|
油温自動調整器(注水装置用) |
kw |
1.6 |
|
油温自動調整器(リニアモータ用) |
kw |
1.6 |
|
電源 |
所用電力 |
kVA |
25 |
専有面積 |
間口×奥行×高さ |
mm |
1000×2200×1850 |
質量 |
機械本体正味 |
kg |
5700 |